世界自転車デーに合わせたキャンペーン開催 台湾で公共自転車利用を促進
- yukuyukutw
- 4月10日
- 読了時間: 3分
更新日:4月21日
国連は2018年(民国107年)に毎年6月3日を「世界自転車デー(World Bicycle Day)」と定め、自転車を健康促進、環境保護、持続可能な発展を推進する交通手段として広く普及させることを目的としています。
台湾では2019年(民国108年)からこの活動に呼応し、毎年異なる都市や地域でイベントを開催し、さまざまなサイクリングルートを企画することで、健康・環境・サステナブルなライフスタイルを広める決意を示しています。自転車はもはや通勤や公共交通の補完手段にとどまらず、新たな観光スタイルとしても注目されています。国民全体に「台湾ライドは美しい(台灣騎時很美麗)」という魅力を発見してもらうことを目指しています。
本年(2025年/民国114年)の世界自転車デー(6月3日)に呼応し、交通部観光署は国内の公共自転車業者(YouBike、MOOVO)と連携し、プロモーションキャンペーンを展開します。公共自転車の利用と地域のサイクリングチャレンジを組み合わせることで、グリーン交通や低炭素生活の理念を広く発信し、台湾が「自転車王国」として持つ独自の魅力を国際社会に向けて伝えていきます。
多彩なサイクリングイベントを通じて、日常の通勤やレジャーの中でも、ライドの楽しさと環境に優しい行動への参加意識を高めてもらいます。
今回のプロモーションでは、「みんなでライド・シェア」、「全国同時ライド応援」、「期間限定ライドで豪華賞品ゲット」など、さまざまなキャンペーンを実施します。
「みんなでライド・シェア」キャンペーンは4月1日から6月2日まで開催され、YouBikeまたはMOOVOの公共自転車を利用し、異なるステーション間または同一ステーションでの5分以上のレンタル利用を累計30回以上達成した参加者は、抽選で豪華賞品が当たるチャンスがあります。
さらに、6月3日の前週および当日には、「全国同時ライド応援」や「期間限定ライドで豪華賞品ゲット」などの特別イベントが行われ、澎湖へのペア往復航空券や自転車フレンドリーなホテルのペア宿泊券が当たるチャンスもあります。これらの活動を通じて、地域観光への応援参加を促進します。
2025年の世界自転車デーに向けたこのプロモーションキャンペーンは、公共自転車の利用促進にとどまらず、国民全体の力を集めてグリーンで持続可能な交通を推進することを目指しています。台湾のユニークな自転車文化と観光資源を世界に発信し、全国各地が一丸となって、健康的で環境に優しいライフスタイルを築いていくことを交通部観光署は期待しています。本活動が台湾観光と都市の活性化に新たなエネルギーをもたらすことを願っています。 ※マーケティング活動に関する詳細については、「台湾騎跡-全国統一ポータルサイト」にてご確認ください。
ニュース提供元:台湾交通部観光局
Comments